借金返済は大変なので見栄をはらないことが大事
身の丈に合った生活をするべき
私は誘われると断れない性格で、飲み会や旅行、買物や遊園地など、自分の財政状況について深く考えずに、どこにでも付いて行ってしまっていました。 周りの友人は、結構優雅な生活をしている人が多く、それに合わせてしまったのです。 だから、友人も生活レベルが同じくらいだと思って、誘ってくれていたのだと思います。
しかし、私のお金は浪費のためにもはや底を突いてしまったのです。 貯金を崩し、生活費を削っていたものの、浪費はおさまらず、遂に消費者金融で借金をすることにでお金を借りました。 それでも足りずに、親にも借りてしまいました。
私は、心のどこかで、友人にケチだと思われたくないという気持ちや見下されてしまうのではないかという不安から、借金をしてまでも見栄を張っていたのです。 そのことに、早く気付くべきでした。 それで離れていくような友人なら、それまでなのです。
そして、膨らんだ借金を返済するために、これまでのように誘いに乗ることはやめました。 友人は、急にどうしたのだろうかと思ったようでしたが、深くは追求されませんでした。
それらの交際費がなくなると、私にも生活に余裕ができたので、節約をしながら借金を返済していきました。 親に借りた借金は、まだ完済には至っていませんが、返済の目処は立っています。
気軽に借金していたら返済が大変になりました
私は昔はそこそこの収入を得ていました。 ですからかなりいい暮らしをしていたのです。 ですが収入だけでは物足りなくなり、借金をしてまで更に上の暮らしを楽しむようになったのです。
借金をしても給料の一部やボーナスなどで、しっかり返済が出来ていました。 ですが国の景気が悪くなるにしたがって、私の会社も経営状態が悪化して来てしまったのです。
そのあおりを受けて、私の給料も減らされてしまったのです。 ボーナスも大幅に減らされてしまい、私は一気に年収が減ってしまったのです。 これまで収入やボーナスで借金を返済してきたのですが、年収が減った事により、返済が出来なくなってしまったのです。 ですがいい暮らしと言うのは一旦してしまうとなかなかやめる事は出来ず、それからしばらくの間は良い暮らしを続けてしまったのです。
それがアダになり、私はなお一層借金が返済し辛くなってしまったのです。 その段階になってはじめて私は、高級マンションを引越し、家賃の安いアパートに引っ越したのです。 それでも返済が出来なかったので、会社には内緒で休日にアルバイトをするようにしました。
そこまでしてやっと、借金を完済することが出来たのです。 今でも年収は減ったままですが、リストラされないだけましだったと前向きに物事を考え、昔の良い暮らしをしていた頃を懐かしく思っています。